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のんびりと好きなことを綴ります。

精油~イランイラン~

~イランイラン~

英名:Ylangylang

学名:Cananga odorata

科名:バンレイシ科

種類:高木

産地の一例:フィリピン、マダガスカルコモロ

抽出部位:花

精油製造法:水蒸気蒸留法

成分の一例:リナロール、ゲラニオール、ファルネソール、酢酸ベンジル、安息香酸メチル

 

 熱帯の気候に育ち、人の背丈から10m以上の大木に成長するものまであります。 濃厚な香りなので、好き嫌いがはっきりするかもしれません。わたしもアロマテラピーを学び始めた当初は、この製油は「苦手」というより「嫌い」でした。アロマテラピー検定で、香りテストがイランイランでないことを祈っていましたし。(今では、好きになりました。おそらく精油の好き嫌いは、年齢やその時の心や身体の状態で変わってくるのだと思います。)強い香りなので、過剰に用いると頭痛や吐き気に襲われることもあり注意が必要です。

 イランイランには「花の中の花」という意味があり、マレー語の「アランイラン」から由来しています。「貧乏人のジャスミン」とも呼ばれていたそうですが、高級な香水にも広く使われています。

 収れん作用、鎮静作用、催淫作用などがあり、日常のストレスやイライラを和らげたり、スキンケアや頭皮のケアにも用いられています。