精油~カモミール・ジャーマン~
~カモミール・ジャーマン~
英名:German Chamomile
学名:Matricaria chamomilla
科名:キク科
種類:一年草
産地の一例:ドイツ、フランス、モロッコ、ハンガリー、エジプト
抽出部位:花
精油製造法:水蒸気蒸留法
成分の一例:カマズレン(特殊成分)、ビサボロール誘導体、ビサボレン誘導体
20~50㎝の高さの一年草で、蒸留するとアズレンが形成され濃いブルーの精油となります。ハーブティーとしては、ローマン・カモミールよりジャーマン・カモミールの方がなじみがあるでしょう。
カマズレン(アズレン誘導体)の強い抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、乾燥や痒みの伴う肌のスキンケアにも使用されます。また、皮膚炎や子供の不調や不眠にしばしば使われることもあります。鎮静作用、鎮痛作用はPMSや更年期の不調にも有効ですが、通計作用があるため妊娠初期の使用は避けます。